皆既月食 2022/11/08
11月8日の夕方、実に442年振りに皆既月食中に惑星食が起こるというイベントがありました。幸い快晴の天気に恵まれて月食の開始から終了まで通して見ることが出来ました。月食の全経過を 10分毎の画像を並べて表示しました。19:00 ごろからターコイズフリン
ジが見え始め、皆既開始直後の 19:20 には綺麗に写っています。影の中に進むに連れて "青色" は薄れて行き、食分最大の 20:00 ごろにはターコイズフリンジは見えません。20:39:22 の画像は天王星が隠される直前のもので、その5秒後には完全に消えました。20:32 ごろにはターコイズフリンジが見え始め、 21:00 ごろまで見えていました。 ※天王星の掩蔽は天王星のページに掲載
ジが見え始め、皆既開始直後の 19:20 には綺麗に写っています。影の中に進むに連れて "青色" は薄れて行き、食分最大の 20:00 ごろにはターコイズフリンジは見えません。20:39:22 の画像は天王星が隠される直前のもので、その5秒後には完全に消えました。20:32 ごろにはターコイズフリンジが見え始め、 21:00 ごろまで見えていました。 ※天王星の掩蔽は天王星のページに掲載
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右の画像はf24mmの固定撮影で 5分毎にシャッターを切って比較明合成したものです。オートタイマーが故障していたので手動で5分毎に切ったのですが、望遠鏡の方に気を取られていてタイミングを外すこともあり、若干不揃いのところもあります。
途中で夜露防止のヒーターが作動を止めてしまったので夜露が降りてしまい、月食の最後の方のコマは使い物にならず合成は途中で打ち切っています。また夜露が降り始めたコマはハレーションが強く出ているので、その除去のために暗めに処理してあります。(家の窓のハレーションは未処理) ----------------------------------------------------------- 下の画像は お決まりの地球の本影です。本影を固定して10分毎の画像を比較明で並べました。月は右下から左上に進んで行きます。本影を固定しているので恒星や天王星も動いて見苦しいので、消去してあります。 |
ターコイズフリンジ
一番左の画像は皆既開始の16分前ですが、この頃からターコイズフリンジが写り始めました。そしてその右の画像は皆既開始直後のもので、この画像ではターコイズブルー(青緑色)というよりも青藍色の方が近いです。PhotoShop で彩度を少しアップしましたが、当然ですが色相は変更していません。3~4枚目の画像は、皆既終了後のターコイズフリンジです。
一番左の画像は皆既開始の16分前ですが、この頃からターコイズフリンジが写り始めました。そしてその右の画像は皆既開始直後のもので、この画像ではターコイズブルー(青緑色)というよりも青藍色の方が近いです。PhotoShop で彩度を少しアップしましたが、当然ですが色相は変更していません。3~4枚目の画像は、皆既終了後のターコイズフリンジです。
月齢1.1の細い月 2022/02/02
ηGem (3.5等星) の星食 2019/10/20
皆 既 月 食 2018/01/31
数日前から直前まで の天気予報では、月食時は「曇り」でその後は更に悪化するとのことだったので半分諦めていました。予報通り日没直後は全天 雲に覆われていて全く期待出来そうにもありませんでした。しかし19時過ぎには雲が薄くなって来て、東の空には綺麗な満月が見えて来ました。急いで望遠鏡をセットして待機しました。部分食が始まる前には雲一つない快晴になり、それは皆既食が終了するまで続きました。後半の部分食が始まった直後から薄雲が出て来て、またたく間に曇ってしまいました。
月食の後半は残念な天気になってしまいましたが、念願の『ターコイズフリンジ』が撮影できた満足感あふれる月食でした。
【皆既月食データ】
・本影食開始・・・20h48.1m ・皆既食開始・・・21h51.4m 皆既食最大・・・22h29.8m
・皆既食終了・・・23h08.3m ・本影食終了・・・00h11.5m
月食の後半は残念な天気になってしまいましたが、念願の『ターコイズフリンジ』が撮影できた満足感あふれる月食でした。
【皆既月食データ】
・本影食開始・・・20h48.1m ・皆既食開始・・・21h51.4m 皆既食最大・・・22h29.8m
・皆既食終了・・・23h08.3m ・本影食終了・・・00h11.5m
レグルス食(出現) 2017/11/12
00時30分過ぎに レグルス食(出現) が東天の低空で見える予定でした。自宅からは東天は見えないので、66mm屈折を持って300メートルほど離れた道路脇まで行って三脚をセットしたものの、低空には雲があるのであまり期待はしないで「月の出」を待ちました。00h25m になって漸く山の端から月が昇って来ましたが、雲が纏わり付いて邪魔です。でも 00h30m にはその雲を抜けてすっきりとして来ました。00h35m ごろの出現だと思っていたので 33m20s ごろに突然 暗縁から レグルス が現われた時には少し慌てました。その後 30s , 45s , 00s , 15s と15秒毎にシャッターを切り続けて、00h40m00s に終了しました。
66mm屈折の直焦(f=388mm )での撮影なので月が小さく迫力のない画像になりましたが、レグルスの出現を確かに撮ったという証拠にはなりました。 |
月光冠 2017/05/06
薄い雲を通して見えている月の周りに2重(または3重)の虹のようなリングがありました。時々見られる「月暈」のように大きくはなく、赤とか緑色は肉眼でも綺麗に見えました。雲の動きが結構早いので消えてしまう前に写そうと思い、車にもたれかけながらカメラを持った手をルーフに置いて手持ちでシャッターを切りました。外側のリングが写るようにすると月は露出オーバーで白く飛んでしまいます。そこでシャッター速度を速めて月の形が判別出来るコマも撮ってあとで合成することにしました。
後で調べると、このリングはやはり「月暈」ではなく、「月光冠」または「月光環」という現象らしいことが分かりました。珍しい現象なのかどうかは知りませんが、今までに見た記憶はありません。 |
半影月食 2016/03/23
西空には雲があるものの、東天には雲も無く18h18mに山の端からオレンジ色の満月が昇って来ました。空は薄く霞んでいるけど半影月食の撮影には差し支えないようでした。30分毎に撮影した月を並べて半影を表現するつもりなので、19h00m に撮影を開始しました。撮影は順調に進みましたが、20時過ぎから雲が多くなって来て、20h30m のショットは雲間からとなりました。その後、雲はますます多くなり、22h30m には撮影できず、ここで終了としました。撮影の合間に肉眼で月面の輝きの変化を見ていましたが、ほとんど変化は分かりませんでした。
【半影月食データ】 ・半影食の開始・・・・・・・ 18h37m ・半影食の最大・・・・・・・ 20h47m ・半影食の終了・・・・・・・ 22h57m |
白昼のアルデバラン食 2016/02/16
白昼にアルデバランの食がありました。雲の通過に悩まされながらも何とか撮影できました。前半(潜入)は日中の撮影は不慣れな
ため LPS-P2 フィルター を外すのを忘れて装着したまま撮影してしまいました。
ため LPS-P2 フィルター を外すのを忘れて装着したまま撮影してしまいました。
肉眼黒点 2014/10/26
月出帯食 2014/04/15
同夜のダイヤモンド富士とパール富士 2013/09/18~19
半影月食 2012/11/28
金環日食 2012/05/21
自宅付近の天気予報は雨だったので、急遽夜中に甲府方面へ遠征しました。まだ薄明が始まる前に中央高速道の下り双葉I.Cの駐車場に到着し、ここで観測することにしました。
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皆既月食 2011/12/10
月食開始の直前まで曇っていたが、奇跡的に急速に晴れて来て雲間から月食の進行を撮影できました。皆既前には完全に晴れた!!
月 2010/11/16
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月と昴 2011/04/07
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満月の大きさの比較 2010/01/30 & 2010/08/24
2010年8月25日朝方の ”月” は、今年中では地球から最も遠い地点で満月になりました。 つまり最も小さい満月でした。逆に、今年の最も大きい(近い)満月は 1月30日でした。幸いにも、両方の満月を同じ光学系で撮影しましたので、大きさを比較してみました。 皆さんも一度は試みたことがあるだろうと思いますが、比べてみて私としてはその差が思った以上に大きいのに驚きました。