イプシロン2号機 の 噴煙
2016年12月20日 20h00m00s JST 打上げ
JAXAのロケット打上げ計画書からイプシロンロケットの飛行経路を計算して、車で15分の高台(菜の花台)へ出かけました。天気は、低空はモヤがあり秦野市の夜景がマイルドにぼやけていました。雲は全くないのですが透明度の悪いどんよりとした空でした。
実は12月9日に 「こうのとり6号」打上げの H-2B を撮影した時に 「こうのとり」 は予想以上に暗かったので、今回のイプシロン2号機も暗いだろうと想像していました。ゆえに撮影は 106mm屈折(f=552mm F5.2) をメインにして、200mm望遠レンズをバックアップとして準備していました。
予報図では 20h03m40s ごろに 1等星フォーマルハウトを横切ることになっているので、ここを106mm屈折で狙い(=②)、その撮影が終わったら鏡筒を③に振って2段目の停止を狙う計画にしました。更に106mmは④に向けて第3段目の点火も狙おうという欲張った計画にしました。200mm望遠レンズはバックアップなので、フォーマルハウト(=①)を連写して放置しておくことにしました。
実は12月9日に 「こうのとり6号」打上げの H-2B を撮影した時に 「こうのとり」 は予想以上に暗かったので、今回のイプシロン2号機も暗いだろうと想像していました。ゆえに撮影は 106mm屈折(f=552mm F5.2) をメインにして、200mm望遠レンズをバックアップとして準備していました。
予報図では 20h03m40s ごろに 1等星フォーマルハウトを横切ることになっているので、ここを106mm屈折で狙い(=②)、その撮影が終わったら鏡筒を③に振って2段目の停止を狙う計画にしました。更に106mmは④に向けて第3段目の点火も狙おうという欲張った計画にしました。200mm望遠レンズはバックアップなので、フォーマルハウト(=①)を連写して放置しておくことにしました。
打上げの2分後(=20h02m00s)から ① の連写を開始して、その方向を見ているとフォーマルハウトの右下に明るいオレンジ色の飛行機が現れました。仲間が双眼鏡で確認して 『飛行機ではない!』 と叫んでいます。低空なのにフォーマルハウトよりも明るく、マイナス等級だと思いました。
② の連写を終えて、鏡筒を ③ に振るために座標値を合わせながらチラッとイプシロンを見ると ISS 並みの明るさのように見えました。座標を合わせるのに手こずってしまいシャッターを切ったのは通過時刻ギリギリで間に合ったかどうか…? イプシロンは すーーっと消えていきました。
3段目点火までは2分ほど時間があるので、まず連写中の ① を止めてから、106mm屈折の向きを ④ の座標値に合わせました。仲間に 『リゲルとシリウスで作る三角形付近で第3段目の点火が始まるよーー。』 と伝えながら ④ の連写を始めました。突然、イリジウムフレアのように光点が現れ、明るく輝きました。シリウスよりも明るいので たぶんマイナス2等級かなぁと思いながら、バックアップの200mmを働かさないのはもったいないと思い、カメラのファインダーで導入して(=⑤)撮影しました。イプシロンは徐々に暗くなりながらも第3段停止まで双眼鏡で確認出来ました。
② の連写を終えて、鏡筒を ③ に振るために座標値を合わせながらチラッとイプシロンを見ると ISS 並みの明るさのように見えました。座標を合わせるのに手こずってしまいシャッターを切ったのは通過時刻ギリギリで間に合ったかどうか…? イプシロンは すーーっと消えていきました。
3段目点火までは2分ほど時間があるので、まず連写中の ① を止めてから、106mm屈折の向きを ④ の座標値に合わせました。仲間に 『リゲルとシリウスで作る三角形付近で第3段目の点火が始まるよーー。』 と伝えながら ④ の連写を始めました。突然、イリジウムフレアのように光点が現れ、明るく輝きました。シリウスよりも明るいので たぶんマイナス2等級かなぁと思いながら、バックアップの200mmを働かさないのはもったいないと思い、カメラのファインダーで導入して(=⑤)撮影しました。イプシロンは徐々に暗くなりながらも第3段停止まで双眼鏡で確認出来ました。