宇宙船・ソユーズTMA-12M 2014年03月28日
以前からソユーズ宇宙船を撮影したいと思っていて、ソユーズが打上げられる度に狙っていたのですが、見えるチャンスが少なく、なかなか撮影できませんでした。モタモタ しているうちに 2012年4月に打上げられたプログレスM-15M を使って 『短時間で ISS とドッキング出来るシステム』 が開発されて、’12年8月1日打ち上げのプログレスM-16M から採用されました。この新システムでは打上げからドッキングまでたった6時間しか掛かりません。そしてこのシステムは ’13年3月28日のソユーズTMA-08M から有人宇宙船にも採用されました。そのために、我々にとってはプログレスやソユーズ宇宙船が見える機会が激減してしまいました。
そのような状況下で、今年(2014年)3月26日に題記の ソユーズTMA-12M が打上げられました。もちろん 6時間ルートを採用しているので日本からは見えないはずでした。ところが幸か不幸か打上直後に思いがけないトラブルが発生しました。ドッキングに向けての軌道修正中にロケットの推力が予定通りに上がらず、このままでは6時間ルートに乗れないことが想定されました。そこで急遽 計画を変更して、ドッキングまでに 約2日必要な従来のコースが採用されました。そのために朝打上げ→昼ドッキングというコースではなくなったので、日本からも低空ながら見えるチャンスが来ました。軌道要素から計算すると、28日早朝の薄明中(太陽高度マイナス10.0゚) に 最大仰角 11.7゚ で見えるはずです。(27日朝も見えるはずでしたが、雨天でした。)
下記写真は、薄明中、低空、かつ東京方向の光害という三重苦のために鑑賞には耐えないと思いますが、私としては初めてソユーズ宇宙船を捉えた記念すべき一枚です。
そのような状況下で、今年(2014年)3月26日に題記の ソユーズTMA-12M が打上げられました。もちろん 6時間ルートを採用しているので日本からは見えないはずでした。ところが幸か不幸か打上直後に思いがけないトラブルが発生しました。ドッキングに向けての軌道修正中にロケットの推力が予定通りに上がらず、このままでは6時間ルートに乗れないことが想定されました。そこで急遽 計画を変更して、ドッキングまでに 約2日必要な従来のコースが採用されました。そのために朝打上げ→昼ドッキングというコースではなくなったので、日本からも低空ながら見えるチャンスが来ました。軌道要素から計算すると、28日早朝の薄明中(太陽高度マイナス10.0゚) に 最大仰角 11.7゚ で見えるはずです。(27日朝も見えるはずでしたが、雨天でした。)
下記写真は、薄明中、低空、かつ東京方向の光害という三重苦のために鑑賞には耐えないと思いますが、私としては初めてソユーズ宇宙船を捉えた記念すべき一枚です。